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「ユニット主体性」のデメリット

think

昨日、明け方の4時とかに寝てしまったので、まんまと昼夜逆転してしまって困っているなう、です……。
眠れないけどレポートをする気にもなれないので、のこのこダイアリを書きに来ました。単位はどうにかなる……どうにか……。(言い聞かせている)


昨日のキスマイコンの安井くんたちを見て、更に今日Twitterのライン担の方々のつぶやきを見て、ぼんやり考えていた今のジャニーズJr.の制度について、の私の想いです。

今のJr.って、デビューする前からJr.内に色々なユニットがあって、ユニット単位でお仕事をすることが多いですよね。率直に言うと、実は私はこの制度があんまり好きではありません。理由は色々あるんですが、まず挙げられるのはユニット制によってシンメの奇跡性が薄れてしまったから、です。

シンメとユニットは両立し得ないのかというと、そういうわけではありません。っていうか、シンメってことは同じ現場で仕事をする訳ですから、必然的に同じユニットに加入しておかなければならないですよね。でも「シンメ先行でユニットがある」のと「ユニット先行でシンメができる」のとでは、大きな差があると思うんです。シンメっていうのは運命的なもので、色々な組み合わせで踊らせてみて偶々しっくりくる組み合わせが見つかれば、そこでやっとシンメが生まれるのです。例えば今Jr.が100人いると仮定すると、その場合100人の中から2人を選ぶわけだから、そのシンメは100分の2の確率のシンメ、ということになります。しかし、ユニットが先行して作られてしまった場合はどうでしょうか。仮に6人組みのユニットが作られたとして、その中からシンメになる確率は6分の2です。分母が6まで作為的に決められてしまっているので、そのシンメの運命性は薄れてしまいますよね。私は、薄れてしまうと思っています。これが、私が考えるユニット制の第一の短所です。


次に挙げられるのは、ユニットの有限性です。
ジャニーズJr.である以上、殆どの子がデビューを目指してレッスンやバックダンサーの仕事に励んでいるのでしょう。そしておたくである以上その子の夢=デビューを応援してあげたい。でも、うっかりJr.内ユニット担になってしまった場合はどうでしょう。事務所には95年から続く4年に一度の盛大な人事*1があり、その時に多くのユニットが喜び悲しみ受け入れながら解体させられてしまいます。命は限りあるからこそ美しいというのも分かりますし、バレーユニの子がみなキラキラしているのはユニット解体という大きな悲しみも受け入れてそこに立っているからだということも分かります。でも、やっぱり自分がJr.内ユニ担だったら、やっぱり解体は凄く悲しいと思うのです。そういうことが、4年に一度必ずある。アイドルとしての物語性は増すかもしれませんが、単純に毎回喜ぶ人と悲しむ人がいる、というのはとても辛いですよね。まあ、これはユニット制に限った話ではないというのは分かるんですけど。


そして、昨日の安井くんたちのパフォーマンスを見ていて、私はそこにもうひとつユニット制の弊害を見出してしまいました。

安井くんたちは、特定のユニットに所属していない、いわゆる無所属Jr.です。一応、京増ラインという呼び名は付いていますが、これはおたくが後から付けたもので、メンバーも完全に固定されているわけではありません。そういう意味では、無所属Jr.はユニットが乱立する前のJr.の体制に近いのかな、と思っています。
でも、安井くんたち自身は、自分たちにユニット名が付いていないことをどう考えているのでしょうか。先輩たちが名を冠されたユニットでユニット単位で仕事をしていることを、羨ましいと思っているのではないでしょうか。
何となく、Jr.が今のユニット主体性になってから「グループ名を付けられることがJr.としてのステップアップ」という風潮が生まれたような気がします。ユニット名が付くとおのずとオリジナル曲も増えるし、少年倶楽部等で披露する機会も増えるし、知名度が上がるからそれは当然のことなのかもしれません。ついこの間、MADから松崎、福ちゃん、辰巳くん、コッシーの4人が「ふぉーゆー」として新しくユニットを結成した訳ですけど、そのユニット名のインパクトも手伝って私のまわりでの彼ら4人の認知度はぐっと上がりました。そういう子たちも、未だに"MAD"のほうは顔と名前が一致してないという子が殆どなので、やっぱり名を冠されることと認知度アップはイコールの関係で結びつくのだと思います。ふぉーゆー誕生をリアルタイムで見たからこそ、やっぱり安井くんたちも、ラインというぼんやりしたものじゃなく、ユニット名やオリジナル曲のような目に見えて分かる結びつきがほしいんじゃないかなあ、と考えてしまいました。


コンサートで見た安井くんたちは、確かに個々は格好良いけど、仲間としての結びつきはちょっと弱いように感じました。振りがあまり揃ってないし、助け合おうという意識がちょっと見えない。元々の性格もあるんでしょうけど、のんさなとはやっぱり全然違う気がしました。

キスマイバックに付いているのは、一般的に京増ラインと呼ばれている9人の内の6人だけです。のえるくんと仲田くんはPLAYZONEに出演しているし、増田くんはよく分かりません……。やっぱり、絆を深めるなら「今こそ!」だと思うんですよねえ。それぞれバラバラでお仕事をしている今だからこそ、居ない人の必要性にも気付くし、じゃあその人が居ない時にどう魅せていけばいいのかっていうチームワークも生まれるんじゃないかな、と思うんです、けど。

けど、もしかしたら安井くんたちは「自分たちはグループじゃないからいつ誰がいなくなるのかもわからないし、今チームワークを高めても意味がない」って考えちゃってるんじゃないのかなあ、と思ってしまいました。なんかもう、無所属の子たちにこういうふうに思わせてしまうこと自体が、名のあるユニットより無所属の方がランクが低いと思わせてしまうことが、ユニット主体制最大の功罪ではないのかなあ。


ラインの子たちが好きです。
まだまだ全員のキャラは分からないけれど、岸くんに至っては復帰以降初めて認知したんですけど、名前がないのに何となく雰囲気が纏まっているところが好きです。ラインが歌うPERFECTは本当にパーフェクトだったし、可能性がぎゅぎゅっと詰まっていると思いました。まだ、思っています。まだまだ、好きになりたいです。


9月末の4年の一度の人事異動に向けて、Jr.内にも色々と変化が生じている今日この頃です。そのどれもがデビューへの伏線なのではないかと疑ってしまったり、やきもきしたり、ファンも本人たちも落ち着かない8月になるのではないかなあと思います。そういう中でも、そういう中だからこそ、色んな子たちの色んな絆を、グループに捕らわれず見ておきたいなあと思っている、今日この頃です。

*1:W杯バレーボールスペシャルサポーターとしてのデビュー