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先のことは分かんない

「カミスン!」見ました。
伊野尾くん、可愛かった!可愛かったああああ!!
指を上にあげながら、ピアノを弾く瞬間、あの胡散臭い笑顔と綺麗な指のコントラストが、素敵でした。


パフォーマンスもカメラワークも、Mステより好きだったかも知れません。こういうのをゴールデンタイムにやってほしい……とも思うけど、とりあえず、まじぱわ初動20超えだそうで、おめでとうございます!

いつも2種類だったところを3種類にして出してるので、売上が上がるのは当然っちゃ当然なんですが、でもでも、個人的なことを言わせてもらうと、最近まわりでもJUMPの評判が良くて嬉しい限りです。
いちばん多い誉め言葉が「ダンス凄いね!揃ってるね!」ってやつです。まさか、JUMPに「ダンスすげえ」なんて言葉を使う日が来るとは……思いもしませんでした……。だってシャドーボーイのPV見てみてよ……。

しかしながら私も、Your Seedのパフォーマンスを見て「人数多いとダンスってこんなに映えるんだ!」と思って、それからJUMPを見る目が変わったので、今のJUMPは「人数の多さ」という他のグループにはない武器を生かして、成長しているのかなあ


……と思った矢先にカミスン!で中居エグゼクティブ様から厳しい一言が!笑
面接官のようでしたね。私も2カ月後から始まる就活、こんな感じになるのかしら……と戦々恐々としてしまいました。


ということで、前置きが長くなりましたが、私が思う「アイドル」について少し。

完璧な「アイドル」って何でしょうか?
綺麗で可愛くて、汚い部分を見せなければ「アイドル」でしょうか?
口パクでも簡単な振付でもいいから、飄々と歌っていれば「アイドル」でしょうか?
誰の手にも届かないような、崇高な存在が「アイドル」でしょうか?


にわかな知識で申し訳ないのですが、戦後の「アイドル」というのはとても崇高な存在だったそうです。暗い日本を明るくしてくれる、神さまのような存在です。アイドルとは「偶像」という意味でもあるようですが、まさに戦後のアイドルは庶民にとっての偶像でした。唯一神のようなものだったといっても過言ではないかも知れません。
でも、時代を経、日本が平和になるに従って、アイドルはどんどん庶民に近づいてきます。身近なものになっていきます。そして、80年代くらいのアイドル全盛期でたくさんのアイドルが出てきて、更に多様化します。色んなタイプのアイドルがいて、ファンは自分の好みにいちばん近い子を応援すればいい。しかしそれでもまだ、アイドルは選ばれし者のみがなれる職業でした。「スター誕生」でしたっけ?ちょっと前で言うような「ASAYAN」のような番組。ああいう番組で「選ばれている瞬間」をTVで流すことによって、お茶の間のひとは「この子たちは普通の子とは違う、選ばれし子たちなんだ」という風に思うんだというようなことを、以前日経エンタテインメントかなにかの編集の方が言っていた、ような。

しかし80年代末、その考えすら覆すアイドルが誕生します。おにゃんこくらぶですね。彼女たちは、普段は普通の女子大生。可愛いけど、あくまで「クラスにいそう」程度の可愛さ。そういう子たちがテレビに出て歌って踊ることによって、「私でももしかしたらアイドルになれるのかも知れない」というふうにお茶の間の考え方は変わっていきます。


そして90年代。バブルが弾けた世相と関係しているのでしょうか、90年代ってすごく「実力主義」な時代な気がします。ちょっと音痴で簡単なステップを踏みながら歌うような従来のアイドルよりも、SPEEDとかMAXみたいに実力派なパフォーマンスをするグループがどんどん台頭してきます。女性ソロシンガーがいっぱい出てきたのもこのあたりですよね。宇多田とか、椎名林檎ちゃんとか、あゆとか。それまでの「処女性」とか「半歩後ろをついて歩く」みたいなおしとやかな女性像が崩れていった時代。女だってこんなに強いんだぞ!男がいなくたって自分たちで何でもできる!みたいな。更に、サブカルチャーが流行ったのも大きいのかも知れません。とにかく、ただ可愛いだけのアイドルはもてはやされなくなった。モーニング娘。も、それまでの「女性アイドル像」を覆すヘンテコな「LOVEマシーン」で一世を風靡しました。


そしてこの時、男性アイドル界隈にもちょっとした変化が訪れるのです。いわゆる「SMAP以降」というやつですね。SMAPが歌とダンスだけではなく、演技もコントも司会も何でも挑戦する「マルチタレント」のようなジャニーズアイドル像を作り上げたが故に、その後出てくるV6、TOKIO、Kinkiがちょっと苦労するのです。だって、何をどう頑張っても、大抵のことは浅く広くSMAPがやってるんですもん。だから、この3グループは「SMAPには無い自分たちの個性」を出すのに凄く苦労したんじゃないかな。その結果、何でもマルチにこなすというよりは、TOKIO→楽器、Kinki→歌、V6→ダンス、みたいに、何かひとつのことに特化したグループになったんじゃないでしょうか。
そして同時に、全く関係ない分野で頑張っている同期がいるからこそ、Jフレは切磋琢磨してお互いの良いところを伸ばしていったんだと思います。それはYJも同じだと思っていて。カツンとエイトと比較するからNEWSの個性が見える。エイトとNEWSと比較するからカツンの良さが見える。比較することによって、それぞれの目指すべき分野、個性が見えてくるのだと思います。

でも、嵐とかJUMPみたいに、同時期にデビューしたグループが他にいないグループは、どうしてもマルチタレント的になりがちです。だって比較する相手が居ない分、SMAPが作り上げたアイドルのテンプレートを全部自分たちだけで処理しなきゃいけないんですもん。


だから、JUMPの個性ってなに?って聞かれた時に困ってしまうのも、どういう風になりたい?って聞かれた時に「何でもできるグループに」って答えてしまうのも、仕方ないことなのかなあとカミスンを見ながら思ったりしました。いや、JUMPに対して甘すぎる、甘すぎるよね、分かってるんだけど……w
でもなんか、JフレやYJに比べて、JUMPは自分たちの色を出すのが難しそうだなって思いました。それに、バレーユニだし、ファンも本人たちもどこか無色透明で有り続けてほしいって思ってると思うんですよね。アイドルエリートのままで、綺麗なままでいてほしいんです、JUMPには。


あと、身も蓋もないこと言ってしまうと、まあぶっちゃけ上が詰まってるのが問題な気もするよねw
だってV6とかTOKIOがデビューした時期におとこぐみとか忍者がバリバリ活動してたら、彼らだって個性を出すのに苦労してたと思うのよ。上にも沢山先輩が居る中で自分たちの色を出すのって、相当選択肢狭いし大変そうだなって思ってます。
これから色々言われること増えると思うけど、JUMPはJUMPのペースで大きくなればいいんだよ。


最後に個人的に思うJUMPの魅力を書いておくと、やっぱり大人数だからこそ魅せられるダンスのフォーメーションですかね。賛否両論あると思うけど、私は今のJUMPの「なるべくダンスの癖をなくして、揃って見えるようにしよう」っていう考え方は好きです。ビートラインもOVERもありせかも、見てて圧巻だったもん。
あと、雰囲気的なことでいえば、やっぱり先輩ユニが人気が出るにつれてそぎ落とさざるをいけなかった部分をまだ持っているってことかな。これはいつか無くなっちゃうんだろうし、そうなったときに私が変わらずJUMP担で居れるか自信はないのですが、とりあえず今は、そういうイノセンスな部分を出来る限り持ち続けてほしいなと思うのです。



というようなことをツイッターに書こうと思ってたんだけど、書かなくてよかった!ちょう長くなった!笑


所詮私はいっかいのファンにすぎなくて、JUMPもショーをビジネスとしてこちら側に提供してるわけだから、私もJUMPの一員のように彼らの将来について考えたりするのはどうかなあ、不健全だなあとも思うんですけど、いかんせんJUMPを目に入れてもいたくないほどのモンスターオタになり下がってしまったので、考えずには居られませんでした。


JUMPがすきだよーーー!!!!!(結論)