リアル×ワールド「ジャニーズJr.の真実」で青春を追体験する

9月30日に日本テレビで放送されていた『リアル×ワールド ジャニーズJr.の真実』というドキュメンタリー番組を見ました。普段見ることのできないレッスン風景や舞台裏の様子、Jr.の話し声など貴重な映像がたくさんで、見ていてとても面白かったです。
また、Jr.以外に集英社『Myojo』の編集長さんという“内部”からジャニーズJr.に関わっている人と、日経BP社『日経エンタテインメント!』の編集長さんという“外部”からジャニーズJr.を考察している人、という二本柱でインタビューしていたのも良かったと思います。Jr.ファン以外の人にもJr.の現状をわかりやすく説明してくれていて。これを見て、今までJr.に興味がなかった人、ジャニーズに興味がなかった人もJr.の魅力に気付いてくれるといいなと思いました。

ただ、いくつか「ん?」と思った点があって、そのいちばん大きなものは『日経エンタテインメント!』編集長さんがおっしゃっていた「大人のファンはいつか我が子もJr.に入れたいと思っている」という言葉でした。
私はよく、おたく仲間と飲んでいる時に「あーJr.になりたい!!どうして私はJr.じゃないんだろう!!!」っていう話で盛り上がることがあるんですが(笑)、どちらかというと、私は「いつか出来る子どもをJr.に入れたい」というよりは「自分自身がJr.になりたい」んですよね。こういう考え方をしているおたく、一定数いると思う。

このブログでも何度か自分の中学・高校時代について書いたことがあるんですが、私は自分の青春時代にそれなりに満足しています。部活をやって、生徒会をやって、外部で習い事もやって、勉強もして、それなりに恋もして、出来る限りのことはやったなぁと思う。でも、その一方で「まだまだこんなもんじゃないはずだ」って思ってる自分もいるんですよね。自分はもっと特別で、もっとキラキラした青春を送れるはず!って。分かりやすい言葉でいうと厨二病です(笑)。そして、そういう歪んだ厨二心が、私をJr.に夢中にさせる。私から見えるジャニーズJr.は、みんな最高にキラキラしてて、最高にかっこよくて、最高に熱い青春を送っている。私もJr.に入ってあんなふうに青春を送りたい!!っていう、非リアの叫びなわけです。そして、そういう青春のエネルギーを感じるために私はジャニーズJr.を見ているのかも知れない、と思いました。


さて、以下はドキュメンタリーで気になったポイントをいくつか。ネタバレになるのでまだ見ていない人は気をつけてください〜。そして毎度のことですがくそ長い。

  • OP、日生劇場の椅子に座って、カメラをしっかり見据えながら「今いる人たちの中で一番になりたい」って言った安井くん。安井くんは、現在21歳。大学には行かずに高校卒業してからジャニーズJr.一本に絞りました。決して優遇されている訳ではなく、テレビやドラマに出られるようになったのもここ1年くらいのこと。でも、こうやってハッキリ自分の夢を口に出来る安井くんは最高に格好良い。
  • レッスン中にメモするJr.っこたち。松倉くんのメモは字がキレイで読みやすいね!誰のメモかは分からないけど「(シンメ)神宮寺」って書いてある〜!本人たちが「シンメ」って言葉を発すること、実はそれなりに多いんだけど、やっぱり聞くたびにドキっとする。
  • あむあむとれいあちゃんのシンメが割と好きなので、一緒にインタビュー受けてるのが可愛かった。あむあむは色黒でれいあちゃんは色白で何となく見た目も上手いこと正反対な二人ですが、履歴書を送って1年後にやっと連絡が来たあむあむと、1週間で連絡が来たれいあちゃん。こんなところも正反対。
  • 出演者入口のところに貼ってある楽屋割りと出席簿が可愛い〜〜〜!自分で○をつけるんだね。小学生Jr.にとっては、ラジオ体操のスタンプ替わりになりそう(笑)。
  • 神宮寺くんのレッスン着はYONEX。安定のバド部^^
  • GTOのお蔭で出番の少なかった高田くんの、ゆるふわっとしたインタビューの受け答えが面白い。まあ出番多くてもあんな感じで受け答えしそうだけど…高田くんのそういう安定感が好きです。
  • 安井くんと萩ちゃんのフライング補助や小道具運びに関するインタビュー。「ぶっちゃけ、踊ってるだけのほうが楽です」「(スタッフがやるような仕事は)自分がミスすると全体に響く」こういう意識が芽生えるジャニーズが好きなんだよな〜。
  • 待ち望んでいたケータリング風景!ちびっこと一緒にご飯食べてる孝がちょっと可愛すぎる(笑)。あのちびっこたちの名前が気になる〜。
  • よしわかラインも仲良く一緒にお食事。積極的にインタビューに答える若葉くん、奥でひたすら食ってるみずき、個性が出る出る。
  • 千野先輩こと千野葵くん(10歳)とお兄ちゃんズの絡みがちょー可愛い!原「千野先輩、冷蔵庫しめて!」千野「はぁ?(怒)」原「冷蔵庫すぐしめなきゃいけないでしょ千野先輩」千野「(シカトして)おい山G(手招き)」山懸「はい」千野「いちばん上取って。冷たい?」山懸「いや、温い」千野「ぜんぶ温いじゃん!(怒)」口やかましいよしたかと、口が悪い千野さん♡
  • ラーメンコントの裏(本番中)に漢字検定のお勉強をしている岩橋くんと会話する栗ちゃん。栗田「勉強なんかとっくに終わった俺!」栗ちゃん、意外にまじめ?
  • 岩橋「中学んとき学校行ってなかったですもん。嫌で。イジメられて」栗田「ほんとに?」岩橋「(頷く)」岩橋「中1になるとみんな言葉とか悪くなるじゃないですか。それで、普通に、普通なんですけどあっちは。なんか傷ついちゃうみたいな。それで、学校行くの嫌だなぁと思って。でも高校になって、ちゃんとしなきゃいけないなと思って」岩橋くんのこのエピソード、多分初めて語られた事実だと思うんだけど、栗ちゃんも初耳みたいだったし。真摯に語る岩橋くんは真面目で良い子だなぁと思ったし、優しく聞いて寄り添ってくれる栗ちゃんも良い奴だなぁと思った。
  • 安井くんラインにサンチェがお説教。「スタンバイするだけだったらスタッフと一緒でしょ。じゃなくて演じるの。見られてるってこと」そしてすぐに安井くんを中心にどうするか作戦会議。こうやってステージは作られてくんだね。
  • ダンシングスターの五関ダンス、千野さんの他にもみじゅきと松倉くんが覚えてさせられてたけど、これはみじゅきと松倉くんが千野さんのアンダーだったということか。アンダーに仕事渡さずに終日踊りきった千野さんかっこいい!
  • 安井・萩谷・増田・アンダーソンのエレベーターシーンも可愛い。大声で「お疲れさまでした!」っていう4人に爆笑してるスタッフ、いい関係性。
  • そして翌日、電車の遅れでちょっと遅刻してくる安井くん。に「ちょっと遅くないですか?」って突っ込むスタッフ(笑)。一緒にイジるA.B.C-Zの塚ちゃん!これぞ安井くんの外交力!
  • 孝の円陣は英語!なんて言ってるのかはよく分かんない(笑)。解散したあとにカメラに向かって「らうだーらうだー!」っていう増田さまが可愛い。たぶん「louder」ってことかな
  • 初日終わりの萩ちゃん、興奮してるのか顔が険しくなってるのが可愛い。楽しくなってくるとマシンガントークになるって自分でも言ってたけど、こんなかんじか〜と納得
  • 「あっという間ですね、楽しい時間っていうのは」ちのあおい(10)による名言
  • 雑誌の取材日。音楽プレーヤーで真剣に太鼓の練習をする岩橋くん、の後ろで椅子でくるくる回って遊んでる岸くん、のギャップ〜!(笑)ゆーふーラインの高校生組ってほんとに両極端だよね。岸くんのノー天気さは本当に周りの子を救ってるし、だからあんなに周りの子に好かれてるんだと思った。
  • 神あむで位置確認してるの、可愛いっ!あむあむがガーッと喋って神宮寺くんがうんうん聞いてくれる感じが割とデフォなのかな?
  • 緊張でおなかが痛くなっちゃう岩橋くん。本当に真面目だけどちょっと心配になってしまうくらい…。お腹のお薬常備してるって前にインタビューで言ってたもんね。
  • あむの衣装ミス。あむがハケた穴を埋めるためにアイコンタクトしてちょっと位置ズレる神宮寺くんと岸くんがプロの目をしてる。肩を組んであむを励ましてあげる半澤くんもかっこいい。焼肉、連れてってあげたのかな〜。諸星くん、増田さま、孝良さんも!角井くん(笑)。「先輩は本当に大好きです」って言うあむあむの表情がいいなぁ。
  • 颯「前までは〜、地球一周を3年くらいかかったけど、今だと2時間くらいで走れます」嶺亜「また始まった(呆)」いいコンビ^^
  • スタッフ「今日はちゃんと衣装着てる?」あむ「着てますよぉ。ボタン2個閉め、襟出し、袖まくり!イェ!!」最終日、声出し衣装チェックするあむあむ、本当ぐっとくる〜!
  • 緊張した太鼓も最後。最終日、全部ぜんぶ最後!達成感!
  • 「誰もがスターになれるわけじゃない。だけど一つ言えること、これだけひたむきな夏を過ごしたなら、誰もがみんな、強くなる」このナレーション、最高だった。


割と目立って密着されていた子たちの中にあむあむがいたのが意外だった。どうしてもあむあむって性格をデフォルメして見てしまうというか、主人公ポジには置けないというか、キャラも立ってるしいつも自信ありげにひょうひょうとしているから、失敗して、へこんで、先輩に慰められて元気が出て、って人間くさい一面が見られたのが良い意味で意外でよかった。私は、ついついキャラクタ先行でJr.を追いがちだから、こういう部分もあることを忘れないようにしたい。逆に岩橋くんも、繊細な部分ばかりが目立っていたけど、きっとそれだけじゃない、一言じゃ言い表せない個性があるはずだから、そういうところもっと知りたい!って思いました。
安井くんと萩ちゃん、すごくしっかり受け答えしていて貫禄があって素敵だった。でもMyojoのカラオケロケ、密着してたっぽいのに放送で流してくれなかったの恨むよ!笑