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AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100の感想とか

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前回の記事にお星さまありがとうございます!

ちょっと閑話休題して、AKBのリクアワの感想など。

 

河西さんの写真集延期の件とか、峯岸さんの件とか、色々世間を騒がせているAKB48です。元々AKBは何かにつけて「サプライズ」や「ガチ」というワードを全面に押し出してくるグループなので、最近の一連の流れもサプライズだしガチ(に見せかけた演出かも知れないけど、まぁガチというてい)だし、と言われればそれまでなんですが、その方向性がちょっとズレてきてるなぁと思います。AKBが大きくなりすぎたことが原因なのか、運営する側が受け手のニーズを理解していないことが原因なのか、飽きられることを恐れて“世代交代”に神経質になりすぎているのが原因なのか。わたしにはよく分かりませんが、今の状態がメンバーにとってあまり幸せなものではないということは分かります。“見ている人を飽きさせない”という心意気はエンターテイナーに必要不可欠なものだと思うので、サプライズをすること自体に不満はありません。でも、過度に自分たちを切り売りしてまで見せてくるサプライズなんて意味がないと思います。わたしたちアイドルファンは、何よりもまず好きなアイドルがハッピーに笑っている様子が見たいんだよ。こういう考え方は、AKBファンをやっていくのに向いていないんでしょうか。

 

先日行われた「リクエストアワーセットリストベスト100」、4日間あったうちの3日間は、Youtube配信で観ることができました。用事があって開演時間に間に合わなかったりとか、途中でインターネットの接続が切れたりとか、色々ハプニングはありましたけど、なんとか観たかった部分はすべて観ることができました。

その中で特に好きだったのが、50位の「大声ダイヤモンド」と1位の「走れ!ペンギン」でした。なのでとりあえず、この2曲だけでも感想を書いておこうと思います。

 

まず50位の「大声ダイヤモンド」。この曲は2008年10月に発売されたAKB48の10作目のシングルです。CDジャケットが当時12歳の松井珠理奈さんたったひとりの写真で衝撃だったのを覚えています。今はAKBを卒業してしまった大島麻衣さんや小野恵令奈さんが選抜に入っていることも、今改めて見てみると懐かしい。曲そのもののクオリティも高いけれど、この曲あたりからAKBが世間一般に認知され始めたこともあり、当時のPVやライブ映像などを今見てみてもすごくフレッシュでキラキラしている。

そんな大声ダイヤモンドを今年のリクアワでパフォーマンスしたのは、渡辺麻友さん島崎遥香さん松井珠理奈さんを3トップに設定したいわゆる「次世代メン」のメンバーたちでした。これがすごく良かった。元々次世代推しのわたしではありますが、やっぱり大声ダイヤモンドに必要なのはこのフレッシュさだ!と思いました。

まずセンターの松井珠理奈さん。08年当時、高橋みなみさんとふたりで歌っていた「♪走り出すバス追いかけて~」という歌い出し、今回はひとりきりで歌っていた。このとき、珠理奈以外のメンバーは下手と上手に分かれているので、センターに立ってるのは珠理奈だけなんだけど、もうものすごい貫禄。観客の\じゅりなー!/というコールを浴びる珠理奈、すごくきらめいていました。そして下手の中央がぱるる、上手の中央がまゆゆ。珠理奈とぱるるとまゆゆのトライアングルは、少女漫画家が描く女子高の仲良し三人組みたいな雰囲気があってとても上品。「星の瞳のシルエット」とか(星の瞳の~は女子高じゃないけど)「笑うミカエル」みたいな、タイプの違う3人だけど何故か仲良し的な、そういう感じ。あっちゃんと優子が総選挙で1位と2位を争っていたいわゆる「第一章」の時期は、主に優子から発せられる圧倒的なリア充オーラのおかげで、どっちかというと共学みたいな感じだった、AKB48。フロントにいるメンバーが変わると、箱そのものの見え方もがらっと変わってくるんだなぁと気付きました。その他にも、指原莉乃さんと一緒に歌番組にもちょこちょこ出演しているアンリレ(入山杏奈さん・川栄李奈さん・加藤玲奈さん)のメンバーや、バカレアにもレギュラー出演していた大場美奈さん、永尾まりやさん、中村麻里子さん、小林茉里奈さん、それから研究生のエースとして注目を浴びている大島涼花さんなどなど、たしかに小粒かもしれないけれど、それぞれ個性的で魅力的なメンバーが次世代にもちゃくちゃくと育っていることを実感させられる布陣。わたしの推しメン・田野ちゃんももちろん可愛いしかっこいい。フレッシュでキラキラしているアイドルは、見ているだけでワクワクさせられます。そこに小賢しいサプライズなど必要ないのではと思うほど。

 

そして1位に輝いた「走れ!ペンギン」。この曲は元々2011年のじゃんけん大会のために書かれていた曲だったらしい。無名の(というと言い方が悪いけれど)子が1位になった時用に書かれていたんだけど、この年1位になったのはまさかまさかの篠田麻里子さんでした。というわけで、じゃんけんシングル用には「上からマリコ」が新しく書き下ろされ、この「走れ!ペンギン」はそのまま「上からマリコ」C/W曲としてチーム4にスライドされました。

チーム4はその後、2012年のAKB48東京ドーム公演で解散を言い渡されます。彼女たちは元々、AKB48の9期以降のメンバーのみで結成されたチームで、上手く引っ張っていってくれる先輩がおらず、チーム全体が伸び悩んでいる時期でした。だからチーム4は解体され、メンバーはそれぞれチームA、K、Bに振り分けられることになりました。チームの解体なんて前代未聞だし、本人たちがショックを受けている様子はGoogle+などの投稿からも見ることができました。そんな本人たち、そしてチーム4ファンたちの気持ちが、この「走れ!ペンギン」1位という結果に繋がったんだと思います。

わたしは常常、アイドル楽曲というものは単純に曲や詞、パフォーマンスのクオリティだけではかるものではないと思っています。その楽曲が生まれた背景、その楽曲に込められたアイドルたち(ときにはファンたち)の気持ち、そういうものがすべて合わさって真価が問われる総合芸術だと思っています。そういう意味で、この「走れ!ペンギン」はまさに1位にふさわしい曲でした。「未熟で引っ込み思案なわたしだけど、やれば出来る」という等身大の女の子を歌った歌詞、チームの解散、アイドルとファンの心がひとつになった瞬間。元チーム4の子たちの幸せそうな笑顔が、何よりのパフォーマンスでした。

元チーム4の子たちにとって、チーム4ファンにとって、このリクアワ2013はひとつの区切りになったと思います。でもそれは区切りにすぎない。だって彼女たちはもう、それぞれのフィールドで活躍を始めているのです。わたしは元チーム4のメンバーが好きで、チーム4が存在しているうちに劇場やコンサートツアーに行けなかったことをすごく後悔しています。でも、だからといって、チーム4に再結成して欲しいとは思いません。それよりもわたしが願うのは、数年後、このチーム4のメンバーがメインになった選抜を見れますようにということ。そしてリクアワで「走れ!ペンギン」を披露した彼女たちには、その可能性があるように見えました。

 

やっぱり、今のAKB面白いなぁと思います。好きだなぁと思います。

運営側に疑問を抱く点は山のようにありますが、メンバーが大好きです。

だから、できるだけ多く長く、大好きなメンバーの笑顔を見ていたいです。

そんな感じ。