気の良い兄ちゃんたちが大阪からやってきた!/選抜 関西ジャニーズJr.大江戸元旦公演 明けましておめでとう IN TOKYO DOME CITY(1月1日・18:00~・TDCホール)

2013年、わたしの現場始めは関ジュコンでした!

関ジュの現場に行くのは初めてだったんだけど(あ、優馬くんの握手会には行ったことある)、とっても明るくてとってもハッピーなコンサートだった。感想+レポを落としておきます。

 

メインス テージは長方形の形に組まれていた。両脇にお立ち台とちょっとした花道っぽい出っ張った部分、奥には階段が数段あって、一段高い部分も。上部には「選抜 関西ジャニーズJr.」というシンプルな看板。メインステージの両脇には門松があって、スタンドマイクも元々置かれていた。スタンドマイクには昔関ジャニ∞が「好きやねん、大阪。」で使っていたエイトくん(太陽に顔が付いてるみたいなやつ)をリサイクルしたのか?というようなモチー フがくっついていた。太陽の中に顔じゃなくて「関西Jr.」と書かれているやつ。

とにかく、ステージはジャニーズのコンサートには珍しいくらいシンプルで手作り感溢れていた。特にわたしの中では、TDCホールといえば綱渡り有り空中ブランコ有り噴水有りフライング有りのSUMMARYというイメージが強かったから、ちょっと面食らった。

 

18時、開演。

モ ニターにローマ字でメンバーの名前が流れてゆく。グループごとに名前が紹介されるんだけど、7WESTのときに流星くんの名前が流れないなぁ?と思っていたら、いちばん最後に濱田くんと一緒に流れてきて、ステージ上にも濱田くんと流星くんが登場。そのままRapを歌ってくれた。歌詞はあんまり覚えてないけ ど、コール&レスポンスが面白かった。「I say 謹賀!You say 新年!謹賀!(新年!)謹賀!(新年!)」

 

Rapで会場を温めたあとは、他のメンバーも出てきてみんなで「バンバンッ!!」を。ファンの子たちもうちわを投げ捨てるくらいの勢いでノッていて、楽しそうだった。わたしもこの空間に混ざれて幸せ、と思いました。

続けてスタンドマイクをセットし、全員で「Let’s go WEST~KANSAI~」 を。これもやっぱり、ファンが完璧に踊れる。ちなみにわたしもこの曲は少クラや日生の少年たちで知っていたので、踊れました。楽しかった! そしてこの曲の間奏で、ひとりずつ自筆の「2013年の抱負」を披露するのだけれど、さすが関西人、全力でボケてくる。例えば、昨年舞台でゲイの役をやった桐山くんは「脱…ゲイ」、最近ちょっと顔がぽっちゃりしている小瀧くんは「YASERU(痩せる)」、肌の白さがチャームポイントの金内くんは「美白」(もう白いやん!と周りからツッコミあり)、天然ボケの大型新人・平野くんは「抱負って何ですか?」続く流星くんが「俺もわからへ ん!」(流星くんもアホキャラ笑)、……そして最後の神山くんが「俺は俺のまま」と神ちゃん節全開。よくもまぁこれだけ一言でおのおの個性を表せたもんだな、と感心してしまう。最後に重岡くんが「負けへんでBaby」と書いた半紙を見せて、そのまま重岡くんのソロ「負けへんでBaby」につながる。

 

このOPの流れが素晴らしかった。関ジュ担の人はどう思うのか分からないけど、初見のわたしには素晴らしすぎる構成だった。「東京の皆さん、初めまして!  俺たちこんな奴ですけど、よろしく!」というごあいさつ。コール&レスポンスのあるRapで場を盛り上げて、関ジュに明るくない人でも分かるような有名曲を2曲メドレーで。最後に新年の抱負と引っ掛けて面白おかしく自己紹介までしてくれた。よくできたアニメのOPを見ているようだった。疾走感があって、明るくて、全員のキャラクターも分かってしまう。

 

続けて重岡くんの「負けへんでBaby」から始まり、ユニットごとの 曲をメドレーで披露していく。Let's go~が個人の自己紹介だとしたら、次はユニットごとの自己紹介という感じ。OPからここまでの、全体→個→ユニット…と 変えてゆくやり方は、王道的だけれどとても楽しい。王道というのは得てして初心者には楽しいものです。それぞれ格好良かったけれど、Kin Kanの「2nd movement」が特によかった。康二くんと金内くんって、まだまだ小さいイメージがあったのに、すっかり貫禄のあるパフォーマンス。平野くんは、 生で見るのはこの日が初めてだったんだけど、一挙一動がボケボケでおかしいのに、ダンスはかっこいい。ヘンな子!と思った(良い意味で)。勝利くんとメル 友らしいので、ふたりの仲にもこれから注目していきたい。

 

全体を通して、すごくアットホームで優しい空間でし た。シンプルなセットも、手作り感溢れるエイトくんもどきも、手書きの新年の抱負も、すべて素朴であたたかい雰囲気だった。ジャニーズのステージといえば、華美な装飾が話題になったりするけれど、ここまでファンの近くに寄り添えるアイドルというのも確かにジャニーズにはいるのだなあ、と思いました。アイドルというよりも、親戚の楽しいお兄ちゃんたちが正月の挨拶にやってきたような感じ(笑)。もちろん、ステージ上でのパフォーマンスは格好良くてキラキラしていてアイドルだったけれど、「アイドルの部分」を保ちながら「親しみやすさ」もアピールしていけるのは、すごい才能だと思う。

 

また、関西ジャニーズJr.全体の纏まりも強く感じた。

これについてはTwitterにも書いたので、そのまま貼っておきますね。

 

 

 

 

コンサートの冒頭で神山くんが「今年はグイグイ行くで!」と言っていたり、アンコールで中間くん(照史だったかも)が「今度は関西Jr.全員で東京にきます!」と言っていたりしたのも、こういう気持ちの現れの一環だったのかなぁと思う。

わたしは今まで関ジュ現場に「閉鎖的」っていう偏見を持っていた。関ジュ担って独特の文化があるじゃん、規定外うちわとかフォト一揆とか。だからちょっとビビってたんだけど、今回のコンサートはとても風通しが良くて、初心者でも入り込みやすい雰囲気だった。すごく良いことだな~と、傍から見ていて思いました。少なくともわたしは、このコンサートを見て、また関ジュが東京に来るときはぜったい行きたい!と思ったし。きっと他にもそういうふうに思ってる人、多いと思う。

 

というわけで、大満足の現場はじめでした。

2013年、良いスタートが切れそうです!

 

-セットリスト
01. Rap(濱田・流星)
02. バンバンッ!!
03. Let’s go WEST~KANSAI~
04. 負けへんでBaby(重岡)
05. Love Criminal(中間)
06. 5W1H(照史)
07. Battle(濱田)
08. 2nd Movement(Kin Kan
09. I can catch the moon(7WEST)
10. Dial Up(7WEST)
11. THE D-MOTION
12. PLEASE×3(なにわ皇子)
13. RUN FOR YOU(小瀧&流星)
14. queen of R
●コント
15. All of me for you~FIGHT ALL NIGHT
16. 雪が降ってきた
●MC
17. Not Finale
18. Don't Stop Sexy Boyz(なにわ皇子)
19. Be COOL
20. Give Me(濱田/7WEST)
21. Magnetic(B.A.D.
22. ミゾレ
23. 鼓動
24. UME強引オン!
25. シルエット
EC01. バンバンッ!!

EC02.ロマンティック